
不動産の一部を売却する分筆について!メリットや方法も解説

広すぎる土地をどのように売却するべきか悩んでいたり、敷地の一部だけを手放すことはできないかと考えたりしていませんか。
広大な土地は総額が高くなり、買い手がつきにくい傾向にありますが、土地を分筆して適切なサイズにすることで、売却活動をスムーズに進められる可能性があります。
本記事では、不動産売却における分筆の基礎知識から、税金や使い勝手への影響といったメリット・デメリット、手続きの流れまでを解説いたします。
土地の資産価値を最大限に活かして売却を成功させたいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。
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分筆とは

不動産売却をスムーズに進めるためには、土地活用の選択肢として基礎知識からおさえておく必要があります。
まずは、分筆の定義や仕組み、実際に必要となるケースについて解説いたします。
土地を分ける分筆の仕組み
土地の面積は「一筆、二筆」と数えられ、一筆ごとに「地番」という番号が付き、公的な「登記簿」で管理されています。
分筆とは、この一筆の土地を複数に分け、それぞれに新しい地番を付けて独立した不動産として扱えるようにする手続きです。
具体的には、ひとつの区画に測量をおこない、新しい境界線を引いて面積や形を整え、登記情報を更新します。
たとえば、「10番」という土地を分けると、元の地番である「10番」は残す方の土地に引き継がれ、もう片方には「10番1」のように枝番が付き、個別に売却などが可能になるのです。
登記簿の変更と法的効力
分筆の登記をおこなうと、土地の情報を記録した「登記事項証明書」の内容が新しく書き換えられます。
元の土地には、面積の修正とともに「〇番〇へ分筆」という履歴が残るため、後から確認しても経緯を把握することが可能です。
一方で、新しくできた土地には専用の登記が作成され、新しい地番や面積が登録されることで、元の土地とは別の不動産として扱われます。
また、所有権や抵当権などの権利関係も、必要に応じて新しい土地へ引き継がれます。
とくに、抵当権が付いた土地を分ける場合は、通常は分筆後のすべての土地に権利が及ぶため、事前に金融機関へ相談しておくと安心です。
一部売却などの活用事例
分筆は、広い土地の一部だけを売却し、残りを手元に残すなど、柔軟に資産を活用したい場面で利用されます。
たとえば、300坪の土地を100坪ずつに分けて販売すると、価格が抑えられ、マイホームを希望する方にも選ばれやすくなります。
また、自宅の庭の一部を売却して現金化し、リフォーム費用や老後資金に充てて活用することも可能です。
さらに、道路への入口が狭い土地では、通路部分を分けて私道とすることで、建築条件を満たせるケースもあります。
相続対策として、兄弟それぞれが独立した土地を持てるよう分けたり、宅地と畑を分けて整理したりする事例も見られます。
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土地分筆のメリットとデメリット

前章では、分筆の概要について述べましたが、実際にご自身の土地でおこなうべきか判断に迷う方は多いのではないでしょうか。
ここでは、分筆をおこなうことで得られる効果や、注意しておきたいポイントについて解説いたします。
資産価値の向上と相続対策
分筆のメリットは、土地の売り方を柔軟に設計でき、購入を検討する方の選択肢を広げられる点です。
広い土地をそのまま売るよりも、一般的な住宅が建てやすい広さに分けることで、買い手もイメージしやすくなります。
また、自宅敷地の一部を分筆して売却すれば、住み慣れた環境を保ちながら、リフォーム費用や将来の備えに資金を充てられるでしょう。
相続でも、ひとつの土地を共有名義にするより、あらかじめ分けておくほうが、ご自身の判断で活用や売却を進めやすくなります。
費用と期間などの注意点
一方で、分筆には「測量」や「登記」などの専門作業が必要となるため、一定の費用と期間を想定しておくことが重要です。
境界を確定するには現地調査にくわえ、お隣の方の立ち会いが必要となる場合もあるため、スケジュールには余裕を持っておきましょう。
土地の広さや形、周囲の状況によっては測量に時間がかかったり、図面作成が複雑になったりすることで費用が変わることもあります。
ただし、こうした手続きを通じて境界や面積が明確になることで、後の売買や建築がスムーズになり、安心した取引につながります。
費用が気になる場合は専門家から見積もりを取り、納得できるプランを選ぶと良いでしょう。
税金や使い勝手での判断
分筆をすると、土地の評価額や固定資産税の計算に変化が生じる場合があるため、全体のイメージを把握しておくことが大切です。
たとえば、家を建てやすい形や広さに整えることで、将来売却時にも人気のある区画となり、資産形成にもプラスに働くでしょう。
一方で、細長い形や駐車スペースが取りにくい配置になると、活用の幅が狭まることもあるため、計画段階で慎重に検討する必要があります。
また、土地の扱い方によっては、譲渡所得や固定資産税が変わる場合もあるため、専門家に相談しながら進めると安心です。
このように、メリットと注意点を比較し、ご家族の将来設計に合った形で土地を活用することが、分筆を成功させるポイントといえます。
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分筆の手続き方法と依頼時の注意点

ここまで、分筆の特徴を解説しましたが、スムーズな売却のためには実務的な流れもおさえておきましょう。
最後に、調査から登記までの流れや、専門家へ依頼するポイントについて解説いたします。
調査から登記までの流れ
分筆の手続きは、一般的に次のような流れで進んでいきます。
まず事前調査として、法務局で資料を確認し、現在の土地の情報や周辺状況を把握してから、どのように分けるかの方針を決めていきましょう。
次に現地調査をおこない、実際の土地を見ながら、境界を示す杭や塀の位置などを細かく確認します。
測量と境界確定の段階では測量をおこない、お隣の方にも立ち会ってもらいながら境界線を確認し、お互いに合意して境界を固めます。
最後に図面作成と申請の段階として、測量図や新しい区画の図面を作成し、法務局へ登記を申請する段階に進んで新しい地番の土地が誕生するのです。
専門家への依頼と費用
分筆には専門的な知識が求められるため、一般的に「土地家屋調査士」へ依頼します。
調査士に任せれば、測量から図面作成、登記申請まで一括で対応してくれるため、忙しい方でも安心して進められるでしょう。
費用は土地の広さや形、隣地の状況によって変わり、見積もり書には測量費や申請費などが記載されます。
予算を事前に伝えておけば、内容を調整した提案を受けられることもあり、コストとのバランスも取りやすくなります。
また、分筆後の売却や活用方法まで相談しておくと、不動産会社との連携が進み、より満足のいく結果につながるでしょう。
境界トラブル防止のポイント
分筆において重要なのは、お隣の方と境界についての認識を合わせ、長く良好な関係を保つことです。
測量の際は、できるだけお隣の所有者に立ち会っていただき、境界の位置について丁寧に説明をして、お互いが納得できるラインを確認していきます。
手続きが終わった後は、測量図などの書類を大切に保管しておけば、将来売却や建て替えをする際にもスムーズに対応できます。
こうしたポイントを大切にしながら分筆を進めることで、土地の価値を高めつつ、円満な売却や相続を実現しやすくなるでしょう。
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まとめ
分筆とは、1つの土地を複数に分けて新しい地番を付ける手続きを指し、広い土地の一部売却や相続時の資産整理など、柔軟な活用が可能になります。
買い手が付きやすい形に整えて資産価値を高められる反面、測量費用や手続き期間が必要となるため、税金面も含めて慎重な判断が重要です。
測量をおこない境界を確定させて、登記する複雑な実務を土地家屋調査士に依頼すると、近隣とのトラブルを未然に防ぎ、スムーズな売却が実現するでしょう。
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株式会社しとうホームズ
熊本市を中心に合志市、菊陽町、大津町などの複数のエリアの不動産(売買、売却、賃貸、仲介、管理、リフォーム、店舗、収益物件等)を取り扱っております。不動産は暮らしに直結する大切な資産。お客様の安心と満足のために、的確なアドバイスと丁寧な情報提供を心がけております。
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