決して忘れては成らない!後世に伝える
熊日新聞 平成28年5月11日の記事から
このブログは熊本市東区にある不動産・管理会社「しとうホームズ」が不動産に関するお役立ち情報や日々の出来事を書き綴るブログです。
熊本地震から5年が経ちました。その当時の体験(決して忘れれては成らない!後世に伝える)を記したいと思います。
今回の記事を書くにあたり、「平成28年熊本地震」で被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
平成28年4月14日(木)21時26分に起きた熊本地震(前震)、まさかの2度目の地震(本震)は、4月16日(土)の深夜1時25分のごく一部のことを書いてきましたが、しとうホームズのブログに書くことを決意したのが地元菊陽町の先輩の熊日新聞に投稿された一つの記事でした。
熊本地震から5年が経って、その当時を振り返り思いだすことの難しさを感じました。時間が過ぎると人間は記憶が曖昧になり小さいことを忘れることを私自身痛感した次第です。
2016年の手帳の記録、LINEの写真を辿りながらの作業は本当に難しいものでした。今、やっておかないと忘れてしまうとの思いと、熊本地震のことは後世に残し、この経験を今後の災害に備える事で、後世の命を守ることができると思ったからです。
物件に張られた応急危険度判定結果の黄色紙 熊本市中央区
2度の震度7の地震後、10日位経ったころから少しづつ心境に変化が生まれてきます。心に余裕がなかった地震直後からすると助け合いの気持ちが電話で連絡をされてこられる方やお会いする方々からの言葉から聞かれるようになってきます。「あた達も大変だろう」「時間がとるっときでよかけん」「こぎゃん時は、しょんなか、出来たしこたい!」と労いや相手を思いやる温かい言霊を頂きました。折れかかった心も修正でき、元気や勇気をもらいました。
考えて行動する事を子供から学ぶ
もう一つ、大きな元気をもらったのが長男のTwitterを見たときでした。休校中の為、学校の先生やラグビー部の監督から言われた訳でもなく、友達と起こした行動にビックリさせられました。全国から届けられる支援物資を仕分けしたり、わずかながら支援物資を自転車に載せて各避難所に届けるボランティアをし、自分たちの強みある力仕事を活かそうと考えて行動し情報を発信しているのです。
これを見て思いも寄らず子供の成長と自分にできることを粘り強くやり抜く事を改めて気づくことができました。
熊本地震の体験で「自分の命は、自分で守る」ために何が必要か?
●日ごろから災害に備える
枕元に懐中電灯、家具の固定、3日分の水・非常食があれば生き延びれる。
●折れない心を維持する
家族・友人・仲間・ご近所の方とのコミュニケーションをとり、話をすること。人に思いやりと助け合いの気持ちを持ち協力すること。
●決して忘れない、後世に伝える
メモや写真の記録を取り情報を発信する事で後世に伝え、後世の命を守る。
これまでに5年前の熊本地震のことを5回に渡り書いてきましたが、今回でまとめたいと思います。
災害は忘れたころにやってくる事を肝に銘じて、忘れることなく日ごろから備えることの重要性を今後も永く言い続けていこうと思います。
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