平成28年熊本地震から5年
熊本地震本震で倒れた1階和室のタンス
このブログは熊本市東区にある不動産会社「
しとうホームズ」が不動産に関するお役立ち情報や日々の出来事を書き綴るブログです。
今回の記事を書くにあたり、「平成28年熊本地震」で被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
熊本地震から5年が経ちました。その当時の体験(前震のつづき)を記したいと思います。
平成28年4月14日(木)21時26分に起きた地震(M6.5 熊本市中央区は震度5強)のあとに家族4人で話し合い、まずは、台所の割れた皿や茶わんや物をかたづけることと、懐中電灯やキャンプの時に使うランタンを用意すること、大きくずれた食器棚や本棚を元の位置に戻すことをいっしょに行うことにしました。
一通り一階のかたづけが終わりテレビのニュースやスマホから情報を得ていると22時5分頃に「ウゥウぅーウゥウぅー地震です!地震です!」と携帯から大きな音の緊急地震速報音と同時に再度、下からドーンと突き上げられ、そして横揺れが1分位続いたような気がします。「これが大きい余震です」その間息子と元の位置に戻した本棚を倒れないように抑えていましたが、またもずれてしまいました。
その後、30分や1時間間隔で余震が続き、いつ来るかわからない地震に恐怖を感じ家族4人テーブルの上のランタンを囲み余震の都度、外に逃げることを繰り返しました。その時、外は、救急車のサイレンと上空からライトを照らして飛ぶヘリコプターの音がずっと聞こえていました。ヘリコプターのライトが照らす光は雨も降って無いのに曇っていました。
屋根頂上部の棟瓦が地震により落ちたもの
不安と恐怖の一夜を一睡もできず過ごし、夜が明け家の周りを確認するとご近所の家の棟瓦(屋根の頂上部についてる瓦)がずれて落ちていたりブロック塀が傾いて倒壊していたりと地震の怖さを自分の目で確認しました。昨夜、幾度となく外で感じた埃っぽい匂いやヘリコプターのライトの曇りは地震によって瓦の下に敷いてある土や物が倒れた時のホコリだったのではないかと思います。
ブロック塀が地震により傾き倒壊 熊本市ちゅ
ライフラインは電気、水道は問題なく使えましたが、ガスがメーターの安全装置が働き遮断して止まっていました。ガスの安全装置を解除しガスも使えます。ただ、いつ来るかわからない余震があるので安全のため元栓を止めることに。
その後、家のことは妻に任せていつもより早い時間に家を出ました。
次回は、熊本地震に対応した管理会社編を書きたいと思います。
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